
ネットで見て気になってるんだけど
口コミ見ても賛否両論あって迷うな
値段も結構するし・・・

「飛ぶドライバー」で検索すると
よく見かけます
「本当に飛ぶの?」
「自分でも飛ぶようになるの?」
ここに確信が持てないと
すぐに購入はできないですよね
というわけで今回は「ハヤブサドライバーの購入を迷っている方」へのアドバイスです。
この記事を読むことで分かること。
・ハヤブサドライバーに隠された本当に飛ぶ理由
・自分でも飛ばせるのかを判断する方法
・口コミで賛否の出る理由
・合わないと判断する前に確認すべきこと
飛ぶドライバー選びのヒントにもなりますのでぜひ最後までご覧ください。
私は以下の経験をもとにお話します。
私は32年間ゴルフにたずさわり、1万人以上のお客様に接し数千人のスイングを見てデータ計測をし、おすすめクラブを選択してきた店長経験のある販売員でありクラフトマン(日本語で職人)でした。
では、一番気になる「本当に飛ぶの?」のお話から。
本当に飛ぶクラブなの?
結論から言うとハヤブサドライバーは「本当に飛ぶクラブ」です。
ただし、シニア向けクラブによく見られる「軽くて振りやすいのでヘッドスピードが上がって飛びますよ!」といったタイプのものではありません。
むしろ長さに対する重さが重めで、個性的なクラブ作りをしています。
ただ、そこにハヤブサドライバーが飛ぶ秘密が隠されていますし、理解できればきっと打ってみたくなるクラブです。
ではハヤブサドライバーが飛ぶ理由を、あまり語られることのない角度から解説します。
ハヤブサドライバーが飛ぶ理由
ホームページ等を見ると難しいことが書いてありますが、ハヤブサドライバーが飛ぶ理由は主に3つです。ここさえ押さえておけば十分です。
バランスD7の深い理由
飛ぶ理由の一番。
バランスが重い!(ハヤブサドライバーの最大の特徴と言えます)
バランスの意味が分からない方は「ゴルフクラブのバランスとは(一番簡単!鉛調整等も解説)」
をご覧ください。
データとしてはこんな感じです。

ちなみにハヤブサドライバーのホームページには、意図的かどうかは分かりかねますが、バランスについての掲載がありません。
「もしかして秘密なのか?」と思い問い合わせたら丁寧にご返答いただきました。
その結果、D7という重いバランスであることが確認できました。

バランスが重いとなんで飛ぶの?

それは遅いヘッドスピードでも
シャフト性能を活かせるからです
ヘッドを重くしてバランスを上げるとシャフトが軟らかくなります。
これは、同じヘッドスピードで振っても、シャフトのしなり戻りが大きくなりその性能がより発揮できるということです。
注意しないといけないのは、「悪いシャフト」だとフニャフニャした感じになり使いものにならないということ。ハヤブサドライバーは高弾性の「いいシャフト」を使っていてこの点で安心です。
バランスというのは「振り心地」だけでなく、シャフトをしならせるための「重り」の役割もあるんです。

しなり戻りの「戻り」が使えてくるとどうなるか?
・結果的にヘッドスピードが上がる。
・球のつかまりが良くなる。
・球が上がりやすくなる。
といった現象が出てきます。
これは「口コミのいい評価」と一致します。
・思っていたより飛距離アップした
・スライスがなくなり軽いドローも出る
・しなり戻りが良くてヘッドの走りを体感、高弾道でキャリーが出る
ヘッドスピードに自信がなくても、きちんとシャフト性能を発揮できた人は、このようないい結果を得られるので口コミで高評価をつけます。
ハヤブサドライバーは、ここ(重いバランス)をベースに、「高反発ヘッド」と「長さ」で飛距離アップを実現するクラブ作りをしています。
反発係数0.8305は1番じゃないけど
飛距離を伸ばすにはボール初速を上げるのが一番!
ここに直結するのが反発係数の高さで、ここを突きつめたのが高反発ヘッドです。
反発係数はフェース面がトランポリンのようにボールをはじくのをイメージしてください。
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おおまかに言えばこれを数値で表したものです。
(反発係数が0.83を超えるとルール違反クラブになり正式なスコアとして認められません。)
ハヤブサドライバーの反発係数は0.8305で、0.83を超えた高反発ヘッドなので飛びます。
このルールができた当初、店頭から高反発ドライバーが消えました。しかし一般的なゴルファーにとって飛ばないドライバーショットはつまらないので需要が増え、再度売り始めたという経緯があります。
では、反発係数は高ければ高いほどいいのでしょうか?

もっと反発係数の高いやつ
出てるんじゃないの?

確かに0.88くらいまであります
でも、問題があります
割れやすい!
そのため「すごくヘッドスピードが遅い人限定の商品」になってしまいます。
例えば「ヘッドスピード○○以上の方は使わないでください」といった具合に。
「それはそれでいいんじゃないか」と思われる方もいるかもしれませんが、「その中での勝負」ということになると、反発係数の違いによる飛距離差が、理論どおりはほぼ出ません。
*反発係数の違いによる飛距離差の理論とは、反発係数が0.001上がると1ヤード飛距離がアップするというもの。
しかし私の経験上、これを信じるのは危険です。
なぜなら、反発係数よりその他の要素の関わりが、飛距離の差を生んでしまうから。
例えば、長さによるヘッドスピードの変化とか・・・。
長さ46インチの真実
初速を上げるには高反発ヘッドが効果的という話をしました。当然これはヘッドのお話。
しかしこのヘッドをいかに速く動かせるか(ヘッドスピードを上げれるか)はシャフトのお話で、物理的には長さが一番関係します。
ヘッドスピードを上げるには長さを長くするのが一番効果的!
(ドラコン選手の多くはルール上限の48インチを使います。)
1インチ(約2.54㎝)伸ばせばヘッドスピードは1速くなり5~6ヤード飛距離が伸びます。
ドライバーの長さの平均は45.25インチ程(その年により平均値は変わります)ですが、ハヤブサドライバーは46インチと長いためヘッドスピードが速くなり飛びます。

じゃあなんで46インチじゃなくて
上限の48インチにしないの?
その方が飛ぶんでしょ?

それは「人間が振る」ということに
関係します
長くなっても変わらない馬力で振れる機械なら、長い方がヘッドスピードを上げることができます。
しかし人間は(人により差がありますが)ある一定以上長くなると振りにくくなり、機械のように同じ馬力で振れないのでかえってヘッドスピードが落ちてしまいます。
ゴルフではよく「慣性モーメント」という言葉を使います。おおまかには「回転のしづらさ」のことで、振りにくくなることも「慣性モーメントが大きい」と表現します。
普通はこの「長くなったことによる振りにくさ」を「重さを軽くする」ことで対応するのですが、それにも限度があります。
過去の膨大なるデータから、一般の人が使える限度が46インチくらいに落ち着いた感じです。
正直、48インチだと使える人が少なくなり、売れなくなるということもあるでしょう。
もうひとつ、長すぎると単純に「当てるのが難しくなる」ということがあります。
ミート率の低下は初速減につながり飛ばなくなるので、このあたりの長さと重さのバランスは難しいところ。
つまり、本当はできるだけ長くしたいけど、振りにくさやミート率を考えるとここ(46インチ)が落としどころで、作り手としては「より多くの人に効果を実感して喜んでもらいたい」という願いがあるはずです。
ハヤブサドライバーが飛ぶ理由をまとめます。
・高反発ヘッドだがそれだけに頼っていない
・ヘッドスピードを上げミート率も下がらないように考えた長さ
・ヘッドスピードが遅い人でもシャフト性能を十分引き出せるバランス
となります。
では飛ばせる性能を持ったこのハヤブサドライバー。
「自分でも飛ばせるのか?」、つまり自分に合っているのかの判断方法をご提案します。
自分でも飛ばせるのかが分かる方法

以下のたったひとつの質問に
答えるだけで判断できます!
Q:あなたは普段ドライバーを振る時、どちらのタイプですか?
A:ドライバーは飛ばしたいので、ついつい思いきり振っている
B:ドライバーも方向性が気になるので、どこか加減して振ってしまう
Aタイプの方、残念ですがあなたはハヤブサドライバーで飛距離が伸びない可能性があります。
あせって買う必要はありません。(メーカーさんごめんなさい🙇)
Bタイプの方、おめでとうございます!あなたはハヤブサドライバーで飛距離が伸びる可能性が非常に高いです。今すぐの購入を強くおすすめできます。
クラブで飛距離を変えたい方は↓

どうしてこのような判断ができるのか?

それはクラブ性能の引き出し方が
AとBで違うからです
Aタイプの方は長さと軽さでヘッドスピードを上げて飛ばす。
Bタイプの方はシャフト性能を発揮して飛びにつなげる。
といった傾向が強いです。
ハヤブサドライバーのスペックは46インチで290g。
長いですが、特別軽くはありません。
*ハヤブサドライバーを「軽くて振りやすい」と評価しているのはウソですので注意!
(個人の感想は除く)
証拠をデータでご覧ください。

例えば有名どころのゼクシオ プライム(表の一番上)
46.5インチで250gの軽量タイプです。
ハヤブサドライバーとは開発コンセプトが全く違います。
長さと軽さをヘッドスピードに変えることが特徴のAタイプの方は、もっと軽くすることでさらに飛ばせる可能性あり!
ということで「即決は待った」なのです。
一方Bタイプの方は軽くしてもヘッドスピードが上がりませんが、重くしても下がらないのが特徴です。(人によっては上がる方もみえます。)
ということは、ハヤブサドライバーを振った時、ヘッドスピードは落ちない状態でシャフト性能(もちろんヘッド性能も)を活かせるので、Bタイプの方とハヤブサドライバーは相性が非常にいい!そのため購入を強くおすすめできるのです。

でも、なんでBタイプの人は
軽くしてもヘッドスピードが
速くならないのかなぁ?
ちょっと腑に落ちない

それについて分かっていることが
ありますのでお話します
重さについては、
軽い=ヘッドスピードが上がるのではありません
軽い=速く振れるです
速く振る意識を持って、がんばって振らないとヘッドスピードは速くはならないのです。
*ゆっくり振ったら、いくら軽いクラブでも結果はゆっくりです。
逆に、重いとがんばっても速く振れないということ。
フィッターでもここに言及してクラブをすすめている方は、少ないのではないでしょうか。
多くは「軽いのでヘッドスピードが速くなり飛びますよ!」ではないですか?
長さについては、ABタイプの違いは重さほどはっきり出ません。
慣れと若干のコツをつかめば、どちらも長い方がヘッドスピードが上がる傾向があります。
このように見てくると、「Aタイプの方はハヤブサドライバーは合わない」ということになるのでしょうか?
私には合わない?
一番怖いのは、ハヤブサドライバーが長さの割には重いということを知らずに購入すること。
重いといってもそれは極端なものではありません。
しかし、Aタイプの方はマイクラブよりハヤブサドライバーの方が重いと、単純に振れなくなるためヘッドスピードが落ち、飛距離が出なくなります。
そうなると以下のような口コミの「悪い評価」と同じになりかねません。
・非力な自分には使いこなせない
・ヘッドスピードが落ち飛距離も出ない
・球が上がらない
こうならないためにAタイプの方がやらなくてはいけないことは一つ。
当然ですがそれは、マイクラブの長さと重さを確認する!
少し難しくなりますが、重い軽いというのは「長さに対する重さ」で見る必要があります。
先述したように、クラブは長くなるほど振りにくくなるので軽くします。
例えば、
45インチで300g=45.5インチで290g=46インチで280g
これで振った感じが同じくらいになり、長い方がヘッドスピードが速くなります。
(0.5インチで10g変化していますが、1インチで10g変化という理論もあります。私の経験と既製品の商品分布から見て前者が妥当と判断しています。)

この考えに基づいて
マイクラブとハヤブサドライバーを
比較してみてください!
それでハヤブサドライバーの方が振りやすく(速く振れるように)なればヘッドスピードは上がり目的は達成されます。
ここが確認できればAのタイプの方もハヤブサドライバーは「飛ぶクラブ」になります!
実は「私には合わない?」ということではありません。
重さ確認できたらOK↓


私は思いきり振っていくのは
しんどくなってきたので
結果的にBタイプになるのか

正直そういう方こそ使ってみて
ほしいです
似たようなクラブで打っても
結果を大きく変えることは
できませんから

このクラブの飛ぶ理由は分かった
自分もいけそうな気がする
で、値段はどう?

比較してみましたので
参考にしてください

注意:各メーカー割引があるものがほとんどですが、一定でないため載せれません。
<追加情報>
公式ホームページの情報です。
2121年12月時点で、値段が128000円になっています。
以前は30000円引きで、98000円でした。
これは、期間限定の割引だったようです。
割引をやめたということは、普通に考えると継続的に売れていると判断するのが妥当でしょう。
気になる方はこちらから↓お電話での問い合わせをおすすめします。

単純に比較するとハヤブサドライバーは安くはありません。
・他にはない特徴を備えている
・ネットでしか買えない希少性
これらを考えるとこれくらいはしようがないかと思います。
まとめ
- ハヤブサドライバーは飛ばせるクラブです。
- 他にはない特徴(バランスが重い)を持ったクラブです。
- 重さを上手く活かせると大きく飛距離を伸ばせるでしょう。
- 軽くはないので振り回して飛ばすのはきついでしょう。
<最後に>
シニア向けクラブは一般的に軽いです。
しかし、軽くすることで一時飛距離を伸ばされても、すぐ元に戻ってしまうお客様をたくさん私は見てきました。
ご経験の長い方はこのことについてお気づきではないでしょうか?
軽さとか、高反発とか、そこにこだわって選んでも、実際は似たり寄ったりです。
長さやバランス、それを活かすシャフトとトータルで差が出るのがクラブです。
他にない設計こそがこのハヤブサドライバーであることは確かです。
「最後に試す覚悟のドライバー」くらいの価値はあると思います。
*ただし、くれぐれもご自身のクラブ重量との比較はしてくださいね。
ご購入は以下から簡単にできますが、「硬さ」で迷う方へのアドバイス。
硬さはヘッドスピードを参考にするのは基本です。
ただし硬さ表示には統一基準がありません。
しかもスイングの切り返しや、今まで使ってきたクラブの硬さなどを参考にしたりもします。
これでは試打できないクラブでは迷ってしまうでしょう。
そこで分かりやすい目安を以下に記します。
・ヘッドスピードに自信がない、遅いと思う→R
・Rは使ったことがない、ヘッドスピードはそこまで遅くないと思う→SR
・ヘッドスピードはそこそこあると思うがこのクラブを使ってみたい→S
これはクラブ性能を信じて、主観的に選ぶやり方です。
アバウトと思われるかもしれませんが、ハヤブサドライバーは重量がR290g、SRも290g、Sでも292gと、重量変化が少なめです。
つまり硬さの差は極端ではないと予測されるのです。
なので過度に悩む必要はないということです。
硬さも重量もここから確認できます。
練習なしで飛距離アップするにはクラブ買い替えしかありません。
↓

今回は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ゴルフがますます上達し好きになり楽しくなることを心よりお祈りしています。
心おきなくゴルフが楽しめる世の中でありますように。
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