
初心者は寄せの打ち方の
何をどのような順番で
覚えたらいいのかな?

tike
シンプルなショットから
徐々に難しいショットへと
ステップアップしていくと
スムーズに上達できますよ!
私は32年間ゴルフにたずさわり、1万人以上のお客様と接し、数千件のスイングを見てデータ計測をしてきました。クラフトマンとしてクラブ選びはもちろんのこと、修理、調整、組み立てもしていた店長経験もある販売員という立場で、「分かりやすさ」をモットーに情報を発信しています。
こんな経緯の私から一番お伝えしたいことは「本当の基本は上達を裏切らない」ということ。
「速く(できれば安く)上達するための基本」を知りたい方はこちらをどうぞ!
初心者の寄せの打ち方4つ
具体的な打ち方は以下の通りです。
①基本のショートチップ(ランニングアプローチ)
▶ 目的:シンプルな動きで確実にグリーンに乗せる
▶ 使うクラブ:ピッチングウェッジ(PW)、9番アイアンなど
▶ 打ち方のポイント:
- スタンスは狭め(肩幅より狭く)
- ボール位置はやや右足寄り(右足つま先の内側くらい)
- ハンドファーストに構え、ロフトを立てる
- クラブをあまり上げず、腕と肩を一体にして振る
- 軽くパターのような動きを意識(手首を使わない)
- 振り幅とランの比率を意識(キャリー3:ラン7くらい)
👉 この打ち方を覚えると、ミスが少なくなるので最初に習得するべき!
②ピッチ&ラン(少しキャリーを出すアプローチ)
▶ 目的:少し高く上げてランを抑えたい場面で使う
▶ 使うクラブ:PW、50°、52°ウェッジなど
▶ 打ち方のポイント:
- スタンスは肩幅より狭め
- ボール位置はやや中央寄り
- スイング幅はショートチップより少し大きく
- 軽くコックを使ってスイング(手首を少し使う)
- フェースの芯でボールを捉える
👉 ラフや傾斜の影響を受けにくいので、次に覚えたいショット!
③ピッチショット(キャリーを増やして高さを出す)
▶ 目的:障害物を越えたり、ピンに近い位置で止める
▶ 使うクラブ:サンドウェッジ(SW)、ロブウェッジ(LW)
▶ 打ち方のポイント:
- スタンスは肩幅程度
- ボール位置は中央~左足寄り
- クラブをしっかり上げ、コックを使う
- ダウンスイングでリーディングエッジを刺しすぎないように注意
- ロフトを活かして高さを出す
👉 バンカー越えや、速いグリーンでボールを止めるために必要!
④バンカーショット・特殊なアプローチ
ここまでができたら、バンカーショットやロブショット(高く上げるショット)、転がらないスピンショットなどの応用を学んでいくのが理想的です。
まとめ(覚える順番)
① ランニングアプローチ(低く転がす)
② ピッチ&ラン(少しキャリーを出す)
③ ピッチショット(高さを出して止める)
④ バンカー・特殊アプローチ(状況に応じた応用編)
最初は「転がす」「シンプルなスイング」を意識しながら、徐々にキャリーを増やしていく流れで練習すると、確実に上達しますよ!
ショット名やボール位置の考え方など、もう少し詳しく知りたい方は「アプローチショットとは【考え方と打ち方の基本・コツはライ角の理解】」をご覧ください。
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