PR

ゴルフ インパクトでの手の位置は?アドレス時とは違う!

ゴルフ インパクトでの手の位置は?アドレス時とは違う! スイングの悩み

インパクトでの手の位置って
アドレスの時と同じだよね?

インパクトはアドレスの再現って
聞いたことありますよ

tike
tike

実際のところどうなのか
数千件のお客様のデータを取った
経験を踏まえ、動画なども参考に
見てみましょう

私は32年間ゴルフにたずさわり、1万人以上のお客様と接し、数千件のスイングを見てデータ計測をしてきました。クラフトマンとしてクラブ選びはもちろんのこと、修理、調整、組み立てもしていた店長経験もある販売員という立場で、「分かりやすさ」をモットーに情報を発信しています。

こんな経緯の私から一番お伝えしたいことは「本当の基本は上達を裏切らない」ということ。
速く(できれば安く)上達するための基本」を知りたい方はこちらをどうぞ!

スポンサーリンク

インパクトでの手の位置(基本)

<基本①>
振り幅が小さくヘッドスピードが遅いパターや短い距離のアプローチは、インパクトでの手の位置がアドレスとほとんど変わりません

<基本②>
振り幅が大きくヘッドスピードが速いドライバーは、インパクトでの手の位置がアドレスよりも浮くことが多いです。

<基本③>
アイアンは、インパクトでの手の位置がアドレスよりも浮きかつ左にずれる(ハンドファーストが強くなる)傾向があります。

基本①に関しては、恐らく問題なく理解できると思います。

基本②については、遠心力が働き手首が伸ばされる結果出てくる現象です。

基本③は注意すべき点があり、プロゴルファーの多くは手元の浮きプラスわずかなハンドファーストになる人が多いが、アマチュアゴルファーは、ハンドファーストにならないか、ハンドレイトになってしまう方もあるということです。

後者の場合、基本的に球が高く弱々しくなり飛距離が出ません。
ほんのわずかなハンドファーストとアッパー軌道が効率的に飛距離を伸ばす秘訣です。

インパクトでの手の位置(参考動画)

プロゴルファーでもみんな同じ打ち方をしているわけではありませんが、共通項として見ていいと思う部分を取り上げてみます。

インパクトでの手の位置

アニカソレンスタムさんのドライバーのアドレスはややハンドレイトです。(7:10あたり)
それでもインパクトでの手の位置はわずかなハンドファーストとなっています。(8:42あたり)
インパクトでの手の位置がアドレスよりも浮くのは7:25あたりからの動きで確認できます。

インパクトでの手の位置

アダムスコットさんのアイアンショットを見てみましょう。
1:00の時のアドレス時の手の位置が確認できます。
1:27の時のインパクトでの手の位置はやや浮きが見られ、ハンドファーストの度合いはかなり大きくなっているのが見てとれます。

以上のように、プロゴルファーのインパクトでの手の位置は、アドレス時よりも浮く&ハンドファーストになる(人が多い)のが事実です。

tike
tike

厳密には
「インパクトはアドレスの再現
ではない」と言えますね

インパクトでの手の位置(考え方)

今まで見てきたように、インパクトでの手の位置はアドレス時より浮いたりハンドファーストになる傾向はあります。
しかしこれは意図的に手をその位置にするのではなく、現象として表れると考える方が良いです。

速い動きの中で手を意図したところに戻すのはほぼ不可能ですし、少しずれれば理論的には球筋に大きく影響することになります。

やはり正しいスイングの中で手が動かされる感覚が欲しいです。
(上体と腕の一体感はインパクトでの手の浮きを押さえます)
(適切な重心の移動は適切なハンドファーストを導きます)

ただ、インパクトでの手の位置が浮きすぎるのはデメリットが大きいので、そこはチェックすべきです。
インパクトライ角を計測器などを利用してきちんと測りましょう。
クラブ自体のライ角とインパクトライ角が、3度以上ずれているのであれば、スイングを見直すのがいいです。
ライ角が3度以上もずれてしまうと、ライ角の影響がバカにならないくらい大きくなるからです。
ライ角については「ライ角とは?【身長との関係、アップライト・フラットも解説】」をご参照ください。

次に、手がインパクトで浮きすぎてないかを確認する方法をご紹介します。

インパクトでの手の位置が浮きすぎていないか(確認方法)

<確認方法>
①クラブは持ちません。
②壁を前にしてアドレスします。
③おでこが壁に当たるまで前に出ます。
④この状態でシャドウスイングをします。
(注意:最初はゆっくりのスピードで)
この時、手が壁にぶつからずスイングできれば手は浮きすぎていないと判断して良いでしょう

壁に手が当たってしまう場合は、インパクトでの手の位置が浮きすぎている可能性が高いです。
その際はこのチェック自体が練習になりますので、シャドウスイングを通して手の通り道の感覚をつかむことをおすすめします

まとめ

・現象として、インパクトでの手の位置はアドレス時より浮き、ハンドファーストになる。
・インパクトでの手の位置を意図的にコントロールするのは難しい。
・クラブのライ角とインパクトライ角がズレすぎていないかはチェックする。
・手が浮きすぎる場合は上記シャドウスイングで直す。
・重心移動が全くないとハンドファーストは作りにくい。

tike
tike

手の位置とか気になりますが
ヘッドを感じて「当て勘」を鍛える
などしないと傾斜地では困るし
突然当たらなくなったりしますよ

コメント

タイトルとURLをコピーしました