
ライン出しって何?

真っすぐ打つんじゃないの?

じゃあパンチショットは?

パンチだから
思い切り打つとか・・・

目的や打ち方の違いを
理解するといいですよ!
こんな経緯の私から一番お伝えしたいことは「本当の基本は上達を裏切らない」ということ。
「速く(できれば安く)上達するための基本」を知りたい方はこちらをどうぞ!
ライン出しとは
ゴルフにおける「ライン出し」とは、意図した方向に正確にボールを打ち出す技術やショットのことを指します。特に風が強い日や狙いを定めたコントロールショットが必要な場面でよく使われます。
ライン出しの特徴
- 低めの弾道
- 高い弾道よりも風の影響を受けにくい。
- キャリーを抑えてランを活かす。
- スピン量を抑える
- 余分なバックスピンがかからないように打つことで、風に流されにくい。
- 方向性を重視
- 飛距離よりも「狙った方向へしっかり出す」ことを最優先。
ライン出しの打ち方
- スタンスをやや狭める
- 下半身を安定させ、スイング軌道を一定にする。
- ボール位置をやや右寄り(右打ちの場合)
- ロフトを立ててインパクトしやすくし、低めの球を打つ。
- コンパクトなスイング
- フルスイングせず、7〜8割のスイング幅で抑えたスイング。
- フォローを低く出す
- ヘッドを高く振り抜かず、押し出すイメージでスイング。
ライン出しが効果的な場面
- 風が強いとき(特にアゲインスト)
- 狭いホールでフェアウェイをキープしたいとき
- ピンが手前にあるとき(スピン量を抑えて奥にこぼれないように)
- グリーンが硬いとき(バックスピンで戻りすぎないようにするため)
アイアンやUT(ユーティリティ)でよく使われるショットですが、ドライバーでもコントロールショットとして活用されます。
ライン出しとパンチショットとの違い
「ライン出し」と「パンチショット」は似ていますが、目的や打ち方に違いがあります。
✅ ライン出しとパンチショットの違い
ライン出し | パンチショット | |
---|---|---|
目的 | 方向性重視で狙い通りに打ち出す | 風対策や低弾道でスピンを抑える |
弾道 | 低め〜中弾道(必要に応じて調整) | 低弾道 |
スピン量 | 通常よりやや抑える | かなり抑える |
スイング幅 | 7〜9割のスイング | 5〜7割のスイング |
フォロー | 低めだが、しっかり振り抜く | フォローを抑え、ヘッドを出しすぎない |
使うクラブ | アイアン・UT・ドライバー | アイアン・UT(特にロングアイアン) |
🔹 ライン出し
- 目的は方向性を安定させること。
- スピン量を極端に抑えず、必要に応じて高さを調整できる。
- 普通のショットの延長線上で、コンパクトなスイング。
- ある程度フォローを出してしっかり振り抜く。
📌 使う場面
✅ 風の影響を減らしたいとき
✅ ピンをデッドに狙いたいとき
✅ 狭いフェアウェイを狙いたいとき
🔹 パンチショット
- 目的はスピンを極力抑え、低く抑えた球を打つこと。
- 手首を固定し、フォローを小さく抑えるのが特徴。
- 風が強いときやトラブルショット(林の下をくぐらせるなど)に有効。
- 「押し込む」イメージで、手元を前に残したまま打つ。
📌 使う場面
✅ 強風の中で確実に低く抑えたいとき
✅ 林の下を抜けるショットを打つとき
✅ できるだけスピンを減らしたいとき
📝 まとめ
ライン出しは「狙った方向に正確に打つこと」が目的で、パンチショットほど極端に低い弾道にはしません。
一方、パンチショットは「とにかく低く抑え、スピンを減らすこと」が目的で、フォローをほぼ出さないのが特徴です。
なので、ライン出しはコントロールショット、パンチショットは低弾道の特殊ショットという違いがありますね!
ドライバーでのライン出しの打ち方
ドライバーでライン出しをするときは、**「低めの弾道で方向性を安定させる」**ことを意識します。
風の影響を受けにくく、狭いフェアウェイでもしっかりコントロールできるショットになります。
🔹 ドライバーでライン出しを打つコツ
1️⃣ ティーアップを少し低めにする
- 通常より 5mm〜10mm低め にする。
- 低い打ち出しになりやすく、スピン量も抑えられる。
2️⃣ ボールの位置を少し右にする(右打ちの場合)
- 通常のドライバーショットより ボール1個分右 にセット。
- これによりロフトが立った状態でインパクトしやすくなり、低弾道で方向性が安定する。
3️⃣ スタンスをやや狭める
- フルショットのときより足幅を少し狭める(肩幅くらい)。
- これにより下半身が安定し、振り遅れを防げる。
4️⃣ スイング幅をコンパクトにする
- 8割くらいの力感でスイング。
- オーバースイングにならないよう、フィニッシュをコンパクトに抑える。
5️⃣ しっかり振り抜く(ただしフォローを抑え気味に)
- パンチショットのように完全に抑え込むのではなく、フォローを低く出すイメージ。
- 「押し出す」ようにインパクトすると、狙った方向に真っ直ぐ飛びやすい。
🔹 NGポイント(やってはいけないこと)
❌ 力んでしまう → フェースがブレやすくなり、方向性が乱れる。
❌ ボールを左に置きすぎる → ロフトがついてしまい、弾道が高くなる。
❌ スイングを緩めすぎる → ヘッドスピードが落ちすぎて飛距離をロスする。
🔹 ドライバーでライン出しを使う場面
✅ 狭いホールで確実にフェアウェイキープしたいとき
✅ アゲインストの風が強いとき(低弾道で風の影響を抑える)
✅ フェードやドローを抑えて、ストレートに打ちたいとき
🎯 まとめ
1️⃣ ティーを低め にセットする
2️⃣ ボール位置を少し右 にする
3️⃣ スタンスを狭める
4️⃣ スイング幅をコンパクト にする
5️⃣ フォローを低く押し出すイメージ で打つ
こうすることで、方向性の安定したライン出しドライバーが打てます!
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