ちょっとゴルフ面白くなってきて
上達したいんだけど
練習器具とか使った方がいいの?
はい
使った方が上達が早いし確実です
プロゴルファーで練習器具を使わ
ない人がいないのを見ても効果は
明らかです
ただ、目的に合ったものをきちんと
選ぶことが大事です
というわけで今回は、「練習器具の選び方」についてのお話です。
なぜ練習器具を使った方がいいのか?
目的を持って練習し始めたはずが、結局色々なことが気になって、当初の目的を忘れてしまう・・・。
そんな経験はありませんか?
そのような、非効率的な練習にならないために役立つのが練習器具です。
改めて練習器具を使う主な理由は、
・強制的に目的を外さない練習を継続できること。
・必要以上に頭で考えることなく身体で覚えられること。
といったことです。
練習器具の選び方は?
具体的にはどういった種類の
練習器具を選ぶのがいいの?
明らかに苦手なものがあれば
そこから始めていくのが
いいですよ
例えばどれか当てはまりますか?
- パットが入らない
- アプローチがあっちこっちに行ってスコアを崩す
- ドライバーがOBばかり
- アイアンの精度が低い
ん・・・・・
どれも当てはまっちゃうな
そういう場合は、スコアの40%を占めるパターから練習するのが効果的でおすすめです。
体力的ハンディーがないので、プロよりも上手くなる可能性だってあります!
ところで、私はみなさんに商品をおすすめする時に、基準にしていることがあります。
それは、
32年前の自分に、自信を持ってすすめる商品か?
というものです。
私は主にゴルフ販売員を32年経験し、勉強してきました。
もし「自分なら誰に教わりたいか?」と考えた時に、「自分に教わりたい」と本気で思えるので、ここを基準にすれば、一番嘘がないと思うからです。
パターマットを選ぶポイント
種類がたくさん出ていて迷ってしまうと思いますが、3つのポイントを押さえればOKです。
①芝が本番に近いもの
②線が入っているもの
③傾斜がついていない(もしくは緩い)もの
なお今回は主に初心者の方、パッティングが苦手な方向けの選び方です。
パッティングで大事なのは、
「距離感」と「方向性」。
なのでここを意識して練習できるものに的を絞るのがポイントになります。
3つのポイントの理由をご説明します。
①について、当たり前ですがその方が練習と本番のズレがなく、練習が即結果につながりやすいため。
「せっかく一生懸命練習したのに、本番と全然違う・・・」では悔しすぎます。
②について、目標(カップ)に対して真っすぐ正確にフェースを向ける感覚が身に付くため。
③について、経験の浅いうちはオーバーのミスも頻発します。
傾斜のあるタイプはどちらかというとショートしやすい人が強めに打つ練習ができるという意味合いと、ボールが戻ってくるという便利さを目的に作ってあります。
そのため(特に初心者が)距離感をつかむということに対しては、少し不利な面を感じるためです。
ちなみに②についてですが
私は仕事であるメーカー基準の
パターフィッティングをやって
いましたが、
フェースを正確に目標方向に構え
られる人は、わずか2割から3割
程度でした
しかし最初にこの感覚を身に付けないのは非常に損なことです。
なぜならフェースが目標を向いていないのに、自分の工夫と努力で真っすぐ打つという複雑な技?を身に付けてしまうからです。
ここ、バカにならない大切なところです!
(ちなみに前提として、パターのライ角が合っているのが大事なところですが、これはまたの機会に。気になる方はこちらをご参考にしてください。考え方は同じです。)
パターマット活用のポイント
線を活用することがポイントです。
(パターマットに入っている直線のことです。)
線に対してフェース面をきっちり直角に合わせてください。
目の錯覚も考慮し慎重にお願いします。
(ショートパット外しやすい人、特に注意です)
これは本当に繊細な作業です。
合わせたつもりではダメということです。
更に精度を高めたい方は「トレーニングプレート」でチェックするのがシンプルでいいです。
2名で実施してください。
やり方をご説明します。
①プレーヤーはカップから3mほど離れた位置で構えます。
②フェースをカップに正確に向けます。
*絶対に外さないほどの緊張感を持って臨んでください。
③その状態をキープしたまま誰かにトレーニングプレートをフェース面に合わせてもらいます。
④合わせれたらアドレスをほどき、後ろに回って正しい方向に構えられているかチェックします。
追記:2022年11月時点では、この商品はなくなってしまったようです。
直角三角形の定規を大きくしたようなものを2つ製作するなどしてお試しください。
(フェース面に対し直角が測れればいいです)
要件を満たすおすすめパターマット
以下の商品が(ほぼ)要件を満たします。
(芝については一部不明なものがあります。)
①イデア パターマット ↓
②H&YO パターマット ↓
③Xben ゴルフ練習パターマット ↓
④ダイヤゴルフ ダイヤパターグリーンHD ↓
⑤ライト M157 フラットパターマット ↓
<各製品の特徴>
①イデア パターマット
・芝→4段階の芝目スピードで練習できる。
(本番はグリーンの速さが様々で、それに対応できるよう普段から練習できるのは大きなメリット。)
・リターン機能付き電動ホールカップなので、ボールを取りに行く手間が省ける。
・芝にボールの跡が付くので自分のクセを客観的に視覚化できる。
②H&yo パターマット
・芝→日本のゴルフ場でポピュラーなグリーンを再現。
・防音(転がる音・カップインの音・床の振動をあまり気にせずにすむ)(マンションや2階の部屋で使用される方は考慮)
・ターゲットカップ・パター練習用ミラー付き。
③Xben ゴルフ練習パターマット
・芝→ゴルフグリーンに非常に近い。
・防音(②と同様)
・ターゲットカップ・パター練習用ミラー付き。
④ダイヤゴルフ ダイヤパターグリーンHD
・芝→ベント芝に近いボールの転がりを再現。
・ボールストッパー・ターゲットカップ付き。
⑤ライト M157 フラットパターマット
・芝のこだわりは不明(ナイロン素材の高速マット)。
・ラウンドホールカップ付属。
・ご予算を押さえたい方。
以上が私の「おすすめの要件を満たす商品」となります。
注意:付属のおまけは変わることがありますので、注文時にご確認ください。
私のおすすめ意図から順位を付けると、
ということでおすすめの1番はイデアのパターマットという結果になりました。
まとめ
- 練習器具は使った方が上達が早く確実です。
- 明確な目的を持って選びましょう。
- まずはパターマットからがおすすめです。
今回はパッティングに重要な「距離感と方向性」をマスターするためのパターマット選びをご紹介しました。
・線を利用しフェース面を正確に目標に向ける(方向性)
・本番に近い芝かつ傾斜のついていないマットを使う(距離感)
これを意識した選び方でした。
これが使えるようになった後は、線の入っていないものや傾斜のついたものも有効になります。
目的の変化により選ぶものが変わるということがお伝えしたいことです。
どれもおすすめのものですので、ぜひ使ってみてください。
今回は以上となります。
他の練習に有効な器具もまたご紹介させていただきます。
なお、とにかく結果を早く出したい(上達したい)方はゴルフスクールをおすすめします。
結果の出し方を熟知しているのはやはりこちら↓
なぜゴルフスクールがいいのかはこちらの記事をご確認ください。↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心おきなくゴルフが楽しめる世の中でありますように。
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