クラブって
縦に振った方がいいの?
僕は意識しないけど
そう言う人はいますよね
あまり難しく考えるのは
おすすめしませんが
理屈は知っておくといいですよ
こんな経緯の私から一番お伝えしたいことは「本当の基本は上達を裏切らない」ということ。
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縦振りの特徴とコツ
「縦振り」とは、ゴルフスイングにおいてクラブを縦の軌道(垂直に近い軌道)で振るイメージを指します。
スイングプレーンを比較的立てることで、スイングがコンパクトになり、方向性が安定しやすいとされています。
このスタイルは、特にアイアンショットやアプローチで効果的とされています。
縦振りの特徴
- スイングプレーンが立つ
クラブが体の正面を通る軌道に近くなり、ダウンスイングでインパクトまでのズレが少なくなる。 - 体の回転を抑える
横振り(フラットなスイング)と比べて、体を過度に回さないため、力の伝達がシンプルになる。 - 安定したインパクト
スイングアークが小さくなるため、インパクトの再現性が高まりやすい。
縦振りを試す際のコツ
- グリップを確認する
グリッププレッシャーが強すぎるとクラブが立てにくいので、軽めに握り、手首を柔軟に使える状態にします。 - アドレスを調整する
前傾角度をやや深くし、クラブのトウ側が少し浮くような構えを意識すると縦振りの感覚がつかみやすくなります。 - ハーフスイングから練習する
フルスイングから始めるとバランスを崩すことがあるため、ハーフスイングでクラブが垂直に近い軌道を描く感覚をつかみます。 - リストの動きを意識する
バックスイングではリストを早めにコック(手首を折る動き)することで、クラブが立ちやすくなります。 - 目標方向をしっかり見る
縦振りは方向性を重視したスタイルですので、常にターゲットを意識してスイングします。
注意点
- 縦振りにこだわりすぎると、クラブフェースのコントロールが難しくなることがあります。
特にウッド系ではフラットな軌道が必要になる場面も多いです。 - 自分の体格やスイングタイプに合った縦振りのスタイルを見つけることが大切です。
試す際は動画を撮影して、自分のスイングプレーンがどのようになっているかを確認することをおすすめします。
縦振りを意識した方がいい人
●方向性重視のプレーヤー
縦振りはスイングプレーンが安定しやすく、クラブヘッドが目標方向に正確に向かいやすいため、スライスやフックを抑えたい人に向いています。
●アイアンショットに課題がある人
縦振りはアイアンでのスイングで特に効果的です。ダウンブローに入りやすくなり、しっかりとしたコンタクトが期待できます。
●体力や柔軟性が低下しているシニアゴルファー
横振りよりも体の回転量が少なくて済むため、体に負担が少なく、スイングをシンプルにしたいシニアゴルファーにおすすめです。
●バックスイングがフラットになりやすい人
スイングプレーンが寝すぎることで起こるシャンクやダフリを防ぎたい人にも適しています。
●ショートアイアンやウェッジの精度を上げたい人
縦振りはコンパクトなスイングと相性が良いので、100ヤード以内のアプローチショットで有効です。
縦振りを意識しない方がいい人
●飛距離を重視するプレーヤー
縦振りはクラブヘッドの走りが抑えられることがあるため、ドライバーやフェアウェイウッドでの飛距離を優先する場合には不向きです。横振りの方が遠心力を活かしやすく、飛距離が伸びる傾向があります。
●アスリートタイプのゴルファー
体の柔軟性や回転力を活かしたスイングをしているプレーヤーには、縦振りは制限が多く、自然なスイングが妨げられる可能性があります。
●フックが出やすい人
縦振りではフェースの開閉が少なくなるため、引っかけやフックがさらに悪化する可能性があります。
●クラブが長いクラブ(ドライバー、フェアウェイウッド)が苦手な人
縦振りはスイングアークが小さくなりがちなので、長いクラブではスムーズなスイングが難しくなる場合があります。
●感覚的にスイングをするタイプの人
縦振りを意識しすぎると、スイングが「機械的」になり、自分の感覚でタイミングを取ることが難しくなる場合があります。
縦振りを取り入れる際のアドバイス
- 縦振りを完全に「自分のスタイル」とする必要はありません。
アイアンでは縦振り、ドライバーでは横振りに近い軌道を意識するなど、柔軟に取り入れることが大切です。 - 自分の体格、スイングスピード、癖に合わせて、プロのレッスンや動画撮影で確認するのが良いでしょう。
適切なスタイルを選べば
スイングの安定感が増し
スコアアップにつながります!
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