ゴルフでさぁ
構えたあとに
なんで体をもじもじさせるの?
もじもじって・・・
僕もやる前はそう思ったけど
実際にやり始めたら
そうなっちゃった
おもしろいね
なんかカッコつけてるのかと
思った
確かに自然にそうなっちゃう
のもありますが、技術として
利用することもあるんですよ
というわけで今回は、「ワッグル」についてのお話です。
ワッグルとは
ワッグルとは、
主にクラブを上下、左右に動かす動作
のことを言います。
例えば、ゴルフショップなどでクラブを選ぶ時、店員から「ちょっとワッグルして、硬さの感じとか確かめてみてください」と言われることがあります。
その時はクラブを軽く左右に振って、「ん~、ちょっと軟らかすぎるかな」と答えたりします。
広義のワッグル
もうちょっと広い意味でのワッグルとして、プリショット ルーティン(打つ前にする、定型的な動作)の一部という捉え方があります。
手首を中心にクラブを動かすだけでなく、バックスイングを確認するように大きく上げたり、足踏みや体の動きもワッグルと捉えることがあります。
プロの動画など、そこに注意して見るのも面白いですよ。
ワッグルする意味
ゴルフをしない人から見ると、「なんで打つ前にもじもじしたり、お尻を動かすみたいな、変な動きをするの?さっさと打てばいいのに」と思うことでしょう。
ゴルフスイングではなぜか、「静」から「動」に移るのが難しいとされます。
それをやりやすくするためワッグルをする、というのがひとつ理由としてあります。
(これと非常に近いもので、フォワードプレスというのがありますが、これについてはまたの機会に。)
ただそれ以外にも、大きく二つのことを狙っています。
・緊張(心と体)を減らすため。
・イメージ(球筋と体の動き)を作るため。
これを短い時間に効率よく、(あまり皆に気づかれないように?自分だけの秘密で?)やっているのです。
皆さんもこれを知って、ただもじもじするのではなく、意味あるもじもじを取り入れてみてはどうでしょうか。
意味あるワッグル
正解というのはないのですが、1例として、
①打つべき弾道イメージを明確にする。
②それを実現する軌道とフェースの向きを決定する。
③スタンス、ボールの位置を決めながらアドレスをする。
④(自分なりの)ワッグルをして、心身の緊張を取る。
⑤ヘッドの重さ、重心を感じる。
⑥再度弾道イメージを確認する。
⑦最後にワッグルをして、バックスイングに入る。
ちょっと解説を加えます。
①まずはイメージありきです。
②弾道はクラブヘッドの軌道とフェースの向きで決まります。
③その軌道とフェースの向きを実現しやすいスタンス、ボールの位置が存在します。
④緊張はヘッドスピードにブレーキをかけます。特に上半身はリラックス。
⑤ヘッドの重さを感じることでリラックスし、芯で当たりやすくなります。
⑥もう一度弾道イメージを確認します。
⑦最後のワッグルで動ける流れを作ります。
文章で表現すると長いですが、実際は短い時間です。
逆に時間をかけすぎないのがコツであり、マナーです。
プロや指導者により賛否はあるようですが、
自分なりにアレンジして、秘密のもじもじを作ってみても楽しいのではないでしょうか。
弾道を決める「軌道とフェースの向き」についてはこちらを↓
「ボールの位置」でお悩みの方はこちらを↓
ご参考になさってください。
今回は以上となりますが、最短距離で上達したい方はゴルフスクールがおすすめです。
結果の出し方を熟知しているのはやはりここ↓
なぜゴルフスクールは上達が速くなるのか?は、
「ゴルフ 上達した人に見る3つの共通点【クラフトマンを経て見えた真実】」をご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心おきなくゴルフが楽しめる世の中でありますように。
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