アタックアングルって何?
それを知ってどうするのかな?
弾道に対する悩みがなければ
あまり気にしなくていいです
役立つようにお伝えしますね
本当の基本は上達を約束します。
とにかく「安く早く上達するための基本」を知りたい方はこちらをどうぞ
アタックアングルとは
アタックアングル=アタック角=入射角
クラブヘッドがボールに対してどれくらい下降、あるいは上昇して(あるいは水平で)当たるのかを角度で表したものです。
ボールを上から打つとか
横から打つみたいなことだね
計測器では普通、
上から打つダウンブローではマイナス(-)
横から打つレベルブローではゼロ
下から打つアッパーブローではプラス(+)
で表示されます。
ではこれを知って(計測して)どうするのでしょう?
アタックアングルを知ってどうするのか
一般的な役立て方は、「クラブの特性を活かした基本どおりの打ち方ができているか」をチェックすれば十分です。
基本どおりの打ち方は、「ドライバー」「フェアウェーウッドやユーティリティ」「アイアン」で分けて理解すると簡潔になります。
・ドライバー=レベルブローからアッパーブロー
・フェアウェーウッドやユーティリティ=レベルブローからややダウンブロー
・アイアン=ダウンブローからほぼレベルブロー
例えば、ドライバーショットで他の人よりボールが吹き上がってしまい飛距離ロスしているようなら、アタックアングルがマイナス(-)のダウンブローになっていないか。
あるいはアイアンショットでトップやダフリのミスが多いなら、アッパーブローになっていないかを確認するなどです。
では、アタックアングルというのはどれくらいの数値であればいいのでしょうか?
理想のアタックアングルとは
「理想が何度」と限定はできません。
ただ、一般的にいいと言われる数値はあります。
・ドライバーでアッパーブロー(+)2~3°
・7番アイアンでダウンブロー(-)3°前後
このあたりを目安にスイングを作っていくのはいいです。
ちなみにドラコン選手は5°以上のアッパーブローで打っているというデータがありますが、スイング全体(他の番手)のバランスを考えると、おすすめは3°までです。
では「プロはどれくらいで打っているのか?」を見てみると、
・アタックアングルの平均値(PGA、LPGAツアープロ、2017年)
注目すべきは、ドライバーの女子のところだけプラス(+)のアッパーブローで他はすべてダウンブローになっていることです。
ゴルフの基本はダウンブロー
ということがよく分かる数値
ですね
この基本を理解していないと、大きなミスが出やすくなります。
ダウンブローの先にレベルブロー、アッパーブローがあることを忘れないようにしましょう。
この数値で注意すべきことがあります。
それは男子プロはヘッドスピードが速いので、この数値が(平均で)出るということです。
一般の男性の場合、女子プロを参考にすべきです。
・ドライバーは+3度でアッパーブロー
・3番ウッドは-0.9度でほぼレベルブロー
・5番ウッドは-1.8度でレベルブローに近いダウンブロー
・7番アイアンは-2.3度でゆるいダウンブロー
・ピッチングウエッジは-2.8度でゆるいダウンブロー
正に「基本どおりの打ち方」になっています。
ではこのようなアタックアングルを手に入れるにはどうしたらよいでしょうか?
アタックアングルを適正にする
重要なことは二つです。
・最下点の管理
・ボール位置
アタックアングルは最下点と関わりが大きいです。
最下点(ヘッドが一番下に下りた時点)で打てばレベルブロー
その(最下点の)前で打てばダウンブロー
その(最下点の)後で打てばアッパーブロー
になるからです。
最下点を自分の意図したところに作ることができれば、あとはボール位置で適正なアタックアングルがおおむねできることが理解できますね。
微妙な角度は当然軌道の
修正が必要ですが、まずは
最下点を意図したところに
作ることが必要です。
「最下点の管理」とは、主に「高さの管理」で、意図した高さで振れる能力です。
ひらたく言えば、地面を擦る素振りができるかということです。
(ボールを打つより効果的な練習は多々あります)
100発100中できるなら、最下点の管理ができていることになりますが、70%なら管理能力70%ということです。
ぜひ自分がどれくらいできるのか、確認してみてください。
アタックアングルを測る方法
・自分で計測機を買って測る
・計測機のあるゴルフショップで測ってもらう
後者の欠点は、その場の数値は見れても、改善していくことが困難なことです。
自力で確実に上達したい方は、計測器の購入はいい投資になると思います。
軌道とフェースの向きが確認できる
計測機でないと、スイング作りに
役立たないのでご注意を!
ヘッドスピードや飛距離
ミート率が出るだけのでは
ダメってことだね
「軌道とフェースの向き」が確認できる計測機
目的に合った計測機を選ばないと失敗します。
以下、具体的に「スイング作りに役立つ計測器」をご紹介します。
ガーミン アプローチR10(クラブにアタッチメントを付けずに使えるタイプ)(屋外での使用がおすすめ)
ソニー スマートゴルフセンサー(グリップ下のシャフトにセンサーをつけるタイプ)
エムトレーサー(グリップエンドにアタッチメントをつけるタイプ)(サブスクプランじゃないと使えない機能があるので注意)
以上の3つはどれも必要なデータは取れます。
ご予算が許せば、ガーミン アプローチR10がデータが見やすいと思います。
クラブにアタッチメントを付ける手間がないのもいいです。
この計測器を例として、データの見方や用語の説明をまとめました。
(使用方法ではありません)↓
「ガーミン アプローチR10の使い方(データの見方と役立て方)」をご覧ください。
まとめ
- アタックアングルとは入射角のことです。
- クラブの特性で適切なアタックアングルは変わります。
- アタックアングルは最下点と深く関わります。
- ダウンブローがスイングの基本です。
- 計測機選びに注意しましょう。
今回は以上となりますが、最短距離で上達したい方はゴルフスクールがおすすめです。
結果の出し方を熟知しているのはやはりここ↓
なぜゴルフスクールは上達が早くなるのか?は、
「ゴルフ 上達した人に見る3つの共通点【クラフトマンを経て見えた真実】」をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
心おきなくゴルフが楽しめる世の中でありますように。
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